近年、よく聞く言葉に「DHA」があり気になる人は多いはずです。テレビCMなどでも、DHAが含まれている商品を見る事があります。
それだけ、健康や体に影響がある成分で必要な存在です。
魚や豚肉に多く含まれているDHAは、ドコサヘキサエン酸という脂肪酸の栄養素になります。
心臓や脳、目などに効果があり体の成長に大きく影響もあります。
病気の予防では、高血圧・動脈硬化・脂質異常症・脳卒中・皮膚炎などに効果的です。
しかし、DHAは、自分の体だけでは生成出来ないため食べ物などから摂取する事が大事です。
1日の目安摂取量
DHAを多く含まれる食材は、「青魚」が有名でサバ、サンマ、イワシ、ニシンなどがあります。
魚は、健康にいい食べ物なのでDHAは注目されています。1日のDHA摂取量としては、最低「1グラム」は体に取り入れないと行けません。
例えば、サンマでは、1匹100グラムあたりに「1600グラム」も含まれています。1日1匹食べれば、かなりのDHAが摂取出来る計算です。半面、豚肉などの肉類にも含まれていますが、
豚肉では100グラムあたり「67グラム」しか含まれていません。結果、魚を食べる方がDHAを多く摂取出来る事になります。
DHAは、取り過ぎても変わらない
青魚などの食材を食べる事で、DHAが摂取出来ますが、多く取る必要はありません。一度にたくさんのDHAを摂取しても体内のDHA量は一定以上にならないようです。体には、恒常性維持機能という調整する機能があるため多く摂取しても効果は変わらないです。
従って、青魚などを多く食べる事より1日1回は魚を食べる習慣がオススメになります。肉と違い、魚は量が少なくても栄養素が多いため体に良い食材です。30代から肉より魚を中心とした食生活に変えてみましょう。
DHAを意識した生活を送る事で、健康な体を維持できるようになります。
刺身で食べる事が1番いい
DHAが多い魚は、食べ方もいろいろあります。焼く、煮る、揚げるなど、美味しく食べる工夫がされる食材です。そんな魚は、1番いい食べ方として「刺身」になります。
刺身で有名なのが、マグロですが、この魚の場合、1日に2切れから4切れ食べるだけでDHAが摂取されます。揚げたりすると、DHAは減少してしまうのが魚です。魚は、出来るだけ生で食べる方が体に良い結果が出ています。
刺身に出来ない魚なら、焼いて食べれば揚げるよりDHAの減少は防げます。1日1回、魚の刺身を食べる事を心がけてみましょう。