家計簿をつけ始めたものの、数週間で手が止まってしまった経験はありませんか。続かない原因の多くは、最初から完璧を目指してしまうことにあります。ここでは、負担を減らしながら長く続けるためのつけ方とコツをご紹介します。
最初は「ざっくり」で十分と考える
家計簿が続かない人の多くは、1円単位まで正確に記録しようとして疲れてしまいます。まずは大まかな金額で構いません。端数は切り捨てて、千円単位や百円単位で記録するだけでも、お金の流れは十分に見えてきます。また、毎日つける必要もありません。レシートを財布や決まった箱にためておき、週に一度まとめて書き込む方法でも問題ありません。大切なのは正確さよりも、記録をやめずに続けることです。書き忘れた日があっても気にせず、翌日から再開しましょう。
費目は少なめに分ける
費目を細かく分けすぎると、どこに書けばよいか迷う時間が増え、記録が面倒になります。最初は「食費」「日用品」「固定費」「その他」の4つ程度に絞るのがおすすめです。慣れてきて、もう少し詳しく知りたい項目が出てきたら、そのときに分ければ十分です。たとえば食費が多いと感じたら「自炊」と「外食」に分けてみるなど、必要に応じて少しずつ増やしていくと、無理なく自分に合った形に整っていきます。使わない費目は思い切って減らしても構いません。
記録する時間と場所を決めておく
家計簿を習慣にするには、つけるタイミングを生活の流れに組み込むことが効果的です。「夕食後にお茶を飲みながら」「日曜の朝に1週間分をまとめて」など、時間と場所をあらかじめ決めておきましょう。手帳やノート、スマートフォンのメモなど、手に取りやすい道具を使うのもポイントです。記録の作業が5分ほどで終わるようにしておけば、忙しい日でも負担を感じにくくなります。家族と一緒に確認する時間にするのもよいでしょう。
月末に振り返る時間をつくる
家計簿は記録すること自体が目的ではなく、家計を見直すための材料です。月末には10分ほど時間をとり、費目ごとの合計を確認してみましょう。「思ったより外食が多かった」「日用品をまとめ買いしすぎた」など、気づいたことを一言メモしておくと、翌月の行動につながります。反省ばかりではなく、うまくいった点も書き残すと前向きな気持ちで続けやすくなります。気づきは翌月の予算づくりにも役立ちます。数か月分を並べて見比べるのもおすすめです。
まとめ
家計簿を続けるコツは、完璧を目指さずに自分が続けやすい形を見つけることです。金額はざっくりで、費目は少なめに、記録する時間を決めて習慣にしましょう。そして月末に振り返ることで、記録が家計改善のヒントに変わります。まずは今週のレシートを集めることから始めてみてください。
